インターネットのLANケーブルを延長するためにLANアダプターを購入ました。
販売店で見ているとそれぞれ「カテゴリ5e」「カテゴリ6」「カテゴリ7」の規格があるようです。「本当に違うの?」ということで「カテゴリ5e」「カテゴリ6」を実験してみました。
実験条件
1・回線速度測定はUSEN スピードテスト(NTT以外)を使用
2・LANアダプタのみを変更して測定
3・回線はBBIQ 100Mbps回線を使用
4・10回の平均値と有意差を計算
使用アダプタ
1・カテゴリ5e Harmonet製
2・カテゴリ5e Inline Coupler製
3・カテゴリ6 Inline Coupler製
結果
単位はMbps
製品 | 5e(Harmonet) | 5e(Inline Coupler) | 6(Inline Coupler) |
---|---|---|---|
1 | 13.48 | 14.91 | 14.96 |
2 | 15.82 | 13.3 | 15.1 |
3 | 15.97 | 13.7 | 13.87 |
4 | 15.59 | 14.57 | 15.29 |
5 | 14.86 | 15.3 | 15.14 |
6 | 13.88 | 15.82 | 14.38 |
7 | 13.41 | 15 | 12.17 |
8 | 15.36 | 14.25 | 14.65 |
9 | 15.67 | 14.96 | 15 |
10 | 15.84 | 15.05 | 15.68 |
Average | 14.99 | 14.68 | 14.62 |
まとめ
今回の実験では全ての製品において有意差はありませんでした。
LANアダプタ「カテゴリ5e」と「カテゴリ6」の違いは誤差程度という結論が得られました。
また、Harmonet製とInline Coupler製では実験数を増やせば有意差が出てくることを実験データが示唆しています。つまり製品の回線速度の速さは「Harmonet製>Inline Coupler製」ではないか?ということです。
LANアダプタを変えるだけではあまり変化が無さそうです。