あなたの学校や職場には変な人は居ませんか?
最低一人はいると思います。
「ああ、あいつね。」そう、あの人です。
では、あなたはその人たちと上手くやってますか?
「あいつは変な奴だから無理」
「予想もしない行動するし…」
確かにそうだと思います。
彼らは常識から外れています。
なんでこんな反応するの?と思うことは枚挙に暇がありません。
では、どうすればいいのでしょうか?
私は職場で「よくあんな奴とよく話が通じるね」と言われることが多いです。
その考え方と経験から、彼らと上手く付き合う方法をお伝えします!
やることリスト
0.心構え
まず、一番大事なことをお伝えします。
「“変な奴”とレッテルを貼らない」ことです。
レッテルを貼ると人間は安心して、その人のことを考えなくなります。
レッテルを貼る方が楽なんですよね。「こいつはこういう人間だ」と。
私は以下のように考えていました。
(自分にはない)変な動きする人やな
↓
彼の常識は私の常識と違うのでは?
↓
確かにそうらしい(観察結果)
↓
その人から何か得られないかな?
↓
「自分にない考え方がある人」やんけ!
↓
話してるだけで楽しい!
この考えを応用すると、置かれてきた環境、立場、見た目に関わらず接しやすいのです。
自分のメリットもあるし、わりと気楽なんですよね。
大学院の研究室でもこの考えは生きました。
日本人は日本人とつるむだけで、ムラから出て来にくいです。
その分、海外から来た研究生は孤立します。
そこに私が積極的に関わると、彼らの特別な存在になれるのです。
出生届の英語訳とか、味噌汁が”甘い”発言とかすごく楽しかったですね。
1.行動をよく観察する
まずは、その人の行動をよく観察しましょう。
何に興味がある/ないか、誰に興味がある/ないか等々軽く見ておきます。
「何故彼らは“変な奴”なのか?」を5W2H的に観察し続けます。
そして、自分との共通点を見つけることで、次のステップに移します。
2.特徴を認める
社内でしたら、簡単な挨拶くらいはしていると思います。
挨拶もしてないのであれば、挨拶するくらいの関係性になりましょう!
話すタイミングがあれば、「こういうのお好きって聞いたのですが」(自分との共通点)という話のきっかけを作ると良いでしょう。
変な人は概して、興味を持ったものに対し非常に深くまで調べる傾向にあります。
その話をしてもらいましょう。
そこに合わせて「なぜそう考えたんですか?」等疑問をぶつけていくと、自分の知らない興味深い話まで話してくれます。
「知らなかった」「ちょっとわからないので詳しく聞かせて欲しいです」等々の気持ちを積極的に発言していくと、話している側も気持ちがいいものです。相づちも忘れずに!
話の最後に、「また聞かせて欲しい。」の言葉を添えるとベターでしょう。
その人の特徴を認めることで、他の人と異なる関係性を構築できるでしょう。
(その人に合わせて話をしないと地雷を踏みやすいので、これは経験知ですが・・・)
3.会ったら少し話す
関係性を構築したら、あとは発展させるために少しずつ話しをしていきましょう。
例えば、その人の小さな変化を見つけ、話をしましょう。
“変な人”は概して孤独です。
その孤独と戦うことが出来たから、“変な人”に成れたのですが。
ふつう、孤独が辛いのであれば大衆に迎合して、みんなの考えで動いたほうが楽ですよね。
それを選択しなかった彼らはそれゆえ“変な人”です。
その人に積極的に関わる人はほとんどいません。
だからこそ、その人にとってオンリーワンになれるからこそ、相手に「あなたは価値がある」と思わせることができるのです。
あとがき
これを書いたのは、私も“変な人”側にいる自覚があるからです。
自分の判断基準と、周りの判断基準が適合した時がなかなかない。
辛いといえば辛いですが、そういうもんだと割り切ってます。
なぜなら、生まれてこの方「ふつうである」扱いはなかなか受けられませんでしたから。
たぶん周りの人は変な奴やな~と思ってるかと。
彼らの行動原理はよく見ると似通っている部分があります。
意味わからん奴がいたら恐怖を感じると思いますが、それを除け者にしていてはいつまでも同じではないでしょうか?
・・・そもそもずっと同じを求める側(多数派)と、求めない側(少数派)が居るのはわかりますが。
「自分がやってほしいことを書くだけでいい」って楽じゃないですか?と思ったので書きました。
それではまた。