RNA-directed gene editing specifically eradicates latent and prevents new HIV-1 infection
AIDSで有名になったHIV-1ウイルスを死滅させる方法が発見されました。
細胞レベルなので、まだ臨床には無理そうです。
今まではウイルスの活動を抑える程度だったので、根治が可能になるということですね。
HIV自体、特異的な塩基配列(論文中ではLTR U3)を持つので、それをCRISPR/Cas9というゲノム編集技術で削除すると・・・!というやつです。
「特異的な遺伝子配列を持つ疾患があれば同じように治療が可能になる」と示せたのでさらに病理の解決が進みそうですね。
ただし、遺伝子配列を削除したときに起こる変異に対しては・・・どうなんだろうか。
まだまだ個人的にはよくわからないことが多いです。