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アメリカより:家禽のためのアメリカミズアブ幼虫飼料にGOサインが灯った

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US: Black soldier fly larvae for poultry gets green light
アメリカより:家禽のためのアメリカミズアブ幼虫飼料にGOサインが灯った

Plans to feed poultry dried black soldier fly larvae in the United States have received a boost following a decision by the US Food and Drug Administration (FDA) recommending its use in diets.
家畜に餌を与えるためのアメリカミズアブ乾燥エサの計画は、FDAの勧告によりさらに推し進められることとなった。

The approval of BSFL for use in poultry feed expands the potential for this ingredient as a more sustainable source of protein.
このBSFL(アメリカミズアブの幼虫)を家禽の飼料にする方法は、より持続可能なタンパク質供給源としての可能性を広げている。

Research conducted by EnviroFlight on broiler chickens with Dr Kimberly Livingston, assistant professor in nutrition, immunology and physiology at North Caroline State University and on laying hens with Professor Paul Patterson, professor of poultry science at Penn State University, supports the value of these ingredients in feed for poultry species.
EnviroFlightによる研究は Dr キンベリー L.(北キャロライン州大学栄養学、免疫学、生理学の助教授)とP. パターソン(ペンシルベニア州大学家禽学教授)により、家禽種のための飼料成分の価値を調査した。

Dr Patterson argued that BSFL ingredients (meal, oil and whole larvae) provided an exciting nutrient option for laying hens with significant amounts of energy, protein, essential amino acids, fatty acids and minerals that supported the hens’ body weight, egg production and quality.
Dr. パターソンはBSFLの成分(食事や油、全生体)は鶏に対し刺激的な栄養素の選択肢を提供すると主張した。鶏たちの体重や産卵率や質に重要なエネルギー、タンパク質、必須アミノ酸、脂肪酸やミネラルを補えるというのだ。
※1文を2文に分けた。
※ビタミンCは鶏の体内で生成されるので通常の場合必要ではない。

Photo: Shutterstock

Dr Liz Koutsos, president of EnviroFlight, said she was thrilled to be the first US commercial producer of BSFL and to bring the company’s products to the animal feed and pet food industries.
EnviroFlight社長のDr. Liz Koutsosは、彼女はBSFLの最初の商業販売者であり、同社の製品を動物飼料やペットフード業界に持ち込めることをに興奮していると語った。

“Global need for sustainable protein continues to grow as the world population is expected to increase to over 9 billion people by 2050 and we are proud to be part of the solution to this challenge,” she added.
「2050年までに世界の人口は90億人以上になり、持続可能なタンパク質のグローバルなニーズが高まることが考えられるため、私たちはこの課題に対する解決策の1部となれることを誇りに思っています。」と加えた。

Up to 3,200 tonnes/year of dried BSFL is expected to be produced at the company’s plant at Maysville, Kentucky.
その会社のケンタッキー州の工場では1年で3,200トン以上のBSFLが生産される予定だ。

The decision comes just days after a study was published showing the efficiency of BSF and bacteria for producing larvae as a feedstuff and fertiliser, which could not only reduce chicken manure but also generate large amounts of feed proteins.
この方針は、BSFとバクテリアを家畜飼料と肥料のように使い幼虫を育てることで、鶏糞を減らすだけではなく、非常に多くの飼料タンパク質を生成することができるという研究が出てすぐに実施された。

The international team of researchers from the US, Netherlands, Italy and China found that BSFL conversion rate and chicken manure reduction rate were improved by BSFL and B. subtilis BSF-CL co-conversion, in a study published in the Journal of Environmental Management.
アメリカ、オランダ、イタリア、中国の国際的な研究チームではBSFLの変換効率と鶏糞減少の割合がBSFLと枯草菌 BSF-CLの共同変換より改善されたことをJournal of Environmental Managementで発表した。

参考文献

US: Black soldier fly larvae for poultry gets green light

アメリカミズアブという、昔日本では「便所バエ」と呼ばれていた生物を使った画期的な乾燥飼料が生まれたようです。
家禽(鶏さんたち)のために多くの種類の飼料が新規販売されることはいいことですね。

なぜなら、日本はほとんど同じような飼料しかないので。
もし、とうもろこしがなくなったらどうするの?という問いに答えられるかということですね。
(とはいえ日本には飼料の公定規格があるから、配合飼料が似たようになるのは仕方ないのかも。混合飼料、単体飼料は種類少ないし不明。規格がある分品質はどれ買っても外れはない・・・のかな?)

この方法の場合、鶏糞にハエの幼虫を入れて、枯草菌も添加し効率よく増やせば飼料完成!循環型で良いですね!

ただ、日本で使う人がいるか?が疑問です。

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