記事内容
【鍛治信太郎】3Dプリンターでチタン製の人工の骨を、安く精巧につくる技術を京都大などのグループが9日発表した。患者ごとに細かい調整ができ、手術時間も短くなる。4人の患者で治療する臨床試験では、結果は良好という。
人工の骨をつくる場合、これまでは、まず金型をつくって、材料のチタンの粉を入れ、焼き固めていた。金型は非常に高価で患者ごとに別な物をつくることは無理だった。
京大の藤林俊介講師らは、レーザーを使った3Dプリンターでチタンの粉を直接、目的の形に固める方法を開発した。この方法でつくった人工骨を臨床試験で、首の骨の変形で神経が圧迫されている患者などの治療に使った。0・1ミリの精度できめ細かな形をつくれる上、製造コストも数千円という。
記事
3Dプリンターで安く精巧に人工骨 京都大など技術開発 – ニュース – アピタル(医療・健康)
まとめ
3Dプリンターすげー!となる記事ですね。
以前、人工骨は金型で作られていました。
金型って意外と高いんですよね。
ミニ四駆のシャーシの金型も何千万とかかると聞きます。
だからこそ中々進歩しにくいわけです。
精度は0.1mmでいいのか?というものもありますが、0.01mmといったら定規の最小メモリの10分の1ですからね~。人間として、その点(0.1mm)があるのはわかるけどその違い(15mmと15.1mm)は見てわからない程度かもしれません。
触ってもわかる人のほうが少なそうですね。