最近仕事で気づいたことがあります。
「鶏糞の匂いはワクチン(疾病)の種類のよって変わる」、と。
自社では海外からSPF卵を輸入して、その卵を孵化して動物実験に使用しています。
下記の試験毎にだいぶ違うなーと思います。
・アイソレーターで飼育したワクチン非接種のSPFな鶏
・品質管理の試験鶏
・研究開発の試験鶏
例えば、対照群に比べマイコプラズマなら香ばしい?し、NDだと香ばしさちょっと抑えめ酸っぱい感じとか、下痢気味な攻撃試験鶏だと腐った匂いがするとか。
これの原因は、ワクチンや病原体によって腸内の細菌叢のバランスが変化することで引き起こされると考えられます。
ただ、その研究はされているかといえばされていない模様。
日本語(鶏糞 匂い 疾病)でも英語(poultry manure odor disease)でも・・・論文検索6サイトくらい回ったけど該当なし。
(探し方が悪そう・・・?)
ちなみに鶏糞利用じゃないです!
確かにそちらのほうがインパクト大きいし、工業に直結するけどね。
においセンサー高すぎて買うの諦めました。
これを2万/週か・・・安くならないかな。(ニオイセンサーPOLFA 技術情報)
その他
動物の動態と疾病に関する研究は結構進んでいるようですネ。
特につつきと遺伝子の関係の調査は進んでいるそうです。(日経新聞より)
その研究プラットフォームとなりえるシステムの研究も進んでいます。
・Applications of machine learning in animal behaviour studies(2016)(イギリス)
・Development of an early warning algorithm to detect sick broilers(2017)(中国)
とかとんでもないなコレ・・・と思います。
ただ、これ日本語検索だと全然出てこないのよなあ・・・。
鶏卵を世界一よく食べるメキシコ、2位マレーシア、3位日本。
なぜだろう・・・?