脳内に蓄積することでアルツハイマー病の原因となるタンパク質「アミロイドベータ」を減少させる動物実験に、北海道大や広島大の研究チームが成功した。今後、アルツハイマー病の予防や治療法の開発につながる可能性があるという。
(原因物質減少を確認 アルツハイマー治療研究 MSN産経ニュースより)
どんどん進んでいってしまうね!
アルツハイマーしかりパーキンソン病しかり。
日進月歩。いいことです。
フルテキスト(英語)は以下の通りだと思う。
Decreased Amyloid-β Pathologies by Intracerebral Loading of Glycosphingolipid-enriched Exosomes in Alzheimer Model Mice
(こういった新聞にはデータ参照元が載ってないから正確かどうかワカラナイ、Fig3-Aの図が載せられているそれっぽいんだけど)
詳細は読んでないので明日見ます。
そもそも、
アミロイドベータが過剰に作られるよう遺伝子操作した生後4カ月のマウスの脳にエクソソームを2週間注入すると、注入していないマウスに比べ、アミロイドベータが平均で約45%少ないことを突き止めた。
「遺伝子組み換えとか余裕でした。」の時代です。
マウスは昔から遺伝子組み換えに強いからなあ・・・。
TALEN、CRISPR/Cas等も使えるし。
この論文の遺伝子組み換えマウスは、Jackson Laboratoryから貰ってるとか何とか。(通常のは北海道大学、SLCから)
貰える→安定して供給できる→方法が簡単&1箇所でまとめたほうが遺伝子は保存しやすい か。
カイコも自然(人為?)変異体が大量に居るのでそれを活かしていきたい所。
それではでは。
ほんと病気の特効薬どんどん出てきますね^^
昨今は特にすごいですよね。
対処療法だけではなく、根治を目指したいです。