今までずっと「地球温暖化はCO2が原因である」と言われ続けてきました。
はたして本当なのか?と疑問に感じていた方も多いと思います。
結論
統計を見ると、総CO2量は年々増えていますが2000年前後から今までの気温は低下傾向にあります。
CO2量の増減によって気温の変化が起こるという前提は100%正しいとはいえません。
気温の変化の原因
気温の変化を考えるには、地球のエネルギー収支を考えなければなりません。
気温、つまり温度はエネルギーであるからです。
- 収入
- 支出
・太陽エネルギー(99%以上)
・その他
・太陽エネルギーの反射(30%)
・太陽エネルギーの吸収後の再放射(70%)
収入面で見ると、太陽からのエネルギーがほぼ100%です。
支出面で見ると、再放射と反射で成り立っています。
地球温暖化は、再放射がCO2によって妨げられるために起こると考えられてきました。
本当にそうなのでしょうか?
その場合前提となる条件は「太陽エネルギー(収入)が一定」でなければなりません。
しかし、太陽エネルギーが一定であることはありません。
太陽の活動によって年々変化しています。
また、温室効果ガスというのを聞いたことがあると思います。
CO2だけではなく、CH4(メタン)やN2O(亜酸化窒素)などが定義されています。
比熱(熱を持つ力)が高く、温暖化の原因となると考えられている物質です。
ただし、一般的に知られている物質の中でCO2の他に比熱の高いH2O(水蒸気)は入っていません。
比熱を比較すると、
・水蒸気:36.918 J/mol・K
・2酸化炭素:36.828 J/mol・K
1K(T(℃)=K-273.15)・・・1molの気体を1℃上げるために必要な熱量はほぼ同じです。
ただし、水蒸気は冷えて水になると周りの熱を大きく奪うため関係ないとされてきました。
それも正しい検証がなされたか疑問に感じます。
考察
科学にはよくわかっていないことが多くありすぎます。
その一つの「地球の気温の変化」も原因はわかっていません。
1日ずつデータを記録し「2001年から今までの気温は低下傾向にある」という結論が得られました。
しかし、結論ありきの団体の発表とそれに釣られて各報道機関が報道することによって、市民の「真実」がねじ曲がってしまいます。
それが本当であるか?というのを、その発表を鵜呑みにせずに研究・報道するのが報道機関のあるべき姿ではないでしょうか?
真意として、「地球環境に興味を持ってもらいたい」気持ちが存在するのであれば、他の方法、例えば大気汚染やラニーニャなどを取り上げて欲しいものです。
参考
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書
温暖化報告書 深刻な警告への対策急げ
温暖化、原因は「人」 IPCC、6年ぶり報告書
終息に向かう「地球温暖化」騒動
比熱、なぜか不思議:まずは気体の比熱から