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時事問題

値上げしたマクドナルドが窮地に追い込まれた

投稿日:2013年12月14日 更新日:

Humbarger
あなたはマクドナルドに対し、どんなイメージがありますか?

「マクドナルド = ハンバーガー」
そして「ハンバーガー = 安い」と思う方が多いのではないでしょうか?

今、彼らは「マクドナルド = 安い」のイメージを崩そうとしています。
そしてご存知の通り、客数・売り上げとも減る窮地に立たされています。

 マクドナルドが売り上げ、客数の減少に苦しんでいる。日本マクドナルドホールディングス(HD)によると、2013年11月の売上高は全店ベースで前年同月に比べて9.5%減となり、2桁減となった2月(10.4%減)以来9か月ぶりの低水準となった。
(どうした!マクドナルド、11月は売上10%減 値上げの影響じわり、消費者に「お得感」伝わらず – J-CASTニュースより)

確かに、競合がなければこのブランディング戦略は可能だったでしょう。
しかし、高級バーガーでは「モスバーガー」が有名です。

ただ、今回の値上げにより、日本マクドナルドの看板商品であるビッグマックの値段は、競合するモスバーガー(モスフードサービスが運営)の主力商品「モスバーガー」(単品320円)を大半の店で超え、マクドナルドの一部店舗ではビッグマックの値段が、モスの国産食材にこだわった高価格帯ハンバーガー「とびきりハンバーグサンド プレーン」(同360円)さえも上回ることになる。
ビッグマック「単品値上げ」の台所事情 モス「とびきりハンバーグ」をも超える価格帯に – 東洋経済オンラインより)

ビッグマックがモス「とびきりハンバーグ」より高いのが驚きですね。
品質の面からみてもマクドナルドがモスバーガーに勝てる要素がありません。
コーヒーもダメダメです。缶コーヒーの方が良い・・・。

そして、マクドナルドの一番の問題は「値段が何段階もあること」ではないでしょうか?

 2013年8月、日本マクドナルドの社長兼CEO(最高経営責任者)だった原田泳幸氏から元カナダ法人の女性幹部、サラ・カサノバ氏にトップが交代。9月から、それまで都道府県別に6段階に分けていた地域別の価格体系を改め、立地条件や地域の経済環境に応じた商圏別の9段階に細分化、かつ商品の価格幅も広げる、新たな価格設定を導入した。

「安い場所で買ったら得した気分にはならないが、高い場所で買ったら損した気分になる。」

庶民の間ではアベノミクスの恩恵を受けておらず、まだまだデフレの感があります。
そこで値上げをしても客は逃げる一方です。

「マクドナルド = 安い」のイメージを崩すのであれば・・・

  • 新しい会社を作る
  • 値段を上げるなら品質を上げる
  • 値段を均一にする

「解決策にもならない」値段移行を続けたとしても、取り残されそうですね。
多種多様化した現代では「マーケティング」経営ではなく、「客のイメージに合わせる」経営が求められます。
新社長の手腕が問われます。

参考

-時事問題

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