Rの科学情報収集

科学、生化学、獣医学の情報をわかりやすく。この情報過多社会を生き抜く力に。

時事問題 科学

脱水症状と水中毒

投稿日:

Water pattern
そろそろ夏なので、知っておいたら得するかもしれない知識を書いておきます。
今回は脱水症状と水中毒について取り上げています。

症状の原因

  • 脱水症状
  • 体内の水分量が減り、正常値(成人では体重の約60%、小児では体重の約80%)以下に減少した状態を指す。死に至る危険性もある。

  • 水中毒(低ナトリウム血症)
  • 過剰な水の補給などにより、血液中のナトリウムイオンが相対的に足りなくなって起こる現象。死に至る危険性もある。

    危ない流れ

    ①夏は暑いので汗をかきます。(ナトリウムやカリウムなどが失われていきます)
    ②汗をかくのでのどが渇きます。
    ③のどが渇くので水を飲みます。
    ④それ(①~③)を続けます。

    ⑤水だけが補給されていくので、血液中の成分バランスが変化していきます。
    ⑥血液中の成分バランスが変化すると体内の恒常性が失われていきます。
    ⑦脱水症状や水中毒になります。

    言いたいこと

    「水分補給は水だけで済ませないで!」です。
    運動部などは屋外での練習も多くなると思うので、スポーツドリンクなどで水を補給して(させて)ください。

    それと「のどが渇いてから飲んだ方がいい」という報告もあります。スポーツを始める前に飲むのではなくて、やってる最中にこまめに補給します。

    飲料について

    市販のスポーツ飲料ではちょっと塩分量が足りないそうなので以下を参考に追加してください。基準は塩分濃度1%程度です。
    ポカリスエット(通常塩分約0.6%)
    アクエリアス(通常塩分約0.3%)

    経口補水液(世界保健機関(WHO)推奨)もあるようですが、価格が高いのがネックですね。

    まとめ

    水は生物にとって必須の成分ですが、取り過ぎても取らなさ過ぎてもダメということですね。DHMO(水)のジョークを思い出しました。

    -時事問題, 科学

    執筆者:


    comment

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    関連記事

    no image

    トランス脂肪酸を一歩下がって観察する

    トランス脂肪酸のアメリカでの規制が連日報道されています。 危険性だけ挙げられて「そもそも何なの?」「何が危険なの?」の視点がほとんどありません。 「トランス脂肪酸」って何? 油や乳製品は、成分の多くが …

    理想と現実の狭間に

    「障害者働く場 奪われた」 水増し 数千人規模 Google検索 優秀なはずの国家公務員さん達が、「また」です。 高い倫理観があるはずの人々が事なかれ主義に陥るのはなぜでしょうか? 現場に入れば自分で …

    no image

    逆走で5万円?自転車の右側通行を罰則化 改正道路交通法より

    道路交通法が改正され、自転車の右側通行が罰則化されました。 ルールの変更 「自転車が通行できる路側帯を道路左側のみとし、違反すると3カ月以下の懲役又は5万円以下の罰金」 「危険な運転を繰り返す自転車運 …

    no image

    2020年オリンピックは東京に決定!

    2020年のオリンピックは東京に決定しました!うれしいですね! 記事内容 国際オリンピック委員会(IOC)は7日夕(日本時間8日早朝)にブエノスアイレスで開いた総会で、2020年の第32回夏季オリンピ …

    no image

    「特定秘密保護法案」彼らは喉元過ぎれば熱さを忘れるのか

     「特定秘密保護法案」ではさまざまな意見が交わされました。  賛成も反対も多くの記事の題材にされました。その中には憶測で書かれた記事も散見されます。それらに対し政府(自民党)が反論した文書が存在するこ …